老眼とコンタクト

最近始めたあることがきっかけで

50代半ばにして初のコンタクトレンズデビューとなった。

 

最近始めたあることでは

バタバタと動き回っている中

手元の文字を瞬時に判別しなくては

ならなかったり、中距離の文字も見る必要がある。

そしてそれら全てにスピードが要求されるという環境下では、老眼鏡をかけたり外したりしていては間に合わないし落としたりして不自由さマックス状態💦

どうしたもんかと悩んでいたら、同年代の上司が

「私も見えないわよーっ」と言いながらもエレガントな様子でPCをパチパチしているので、老眼鏡なしで大丈夫なのかと尋ねると、遠近両用のコンタクトをしていてこれがなかなか良いという。

目からウロコだった。

 

そんな素敵な存在があるなんて、と目の前がパーっと明るくなった。

ただ、年の割には進行のひどい己れの老眼に対応可能なのか、という不安はあったが。

 

早速、善は急げとコンタクト処方のために眼科に出向き検査。検査データを片手に内藤剛と中村吉右衛門を足して2で割ったような素敵な検査技術さんが、と何やら意味深な思わせぶりな表情で「あー、そうですか」と。何が何が?

そして「珍しいですね」生まれて此の方、血液型に始まり、何をしても、占いでみてもらっても、平凡の域を超えたことがなかったのに、コンタクトが作れるかどうかのこの瀬戸際で、何も珍しさが出てこなくても…と我が身の不運を呪った。切羽詰まっているというこの状況にかぎっては、ほんとやめてほしい。

 

結果、“遠近両用はオススメしない”と悲しい一言。

終わったー😭

何でも、乱視の角度が一般的でなく(180度が一般的で私の90度が少数派らしい)キツイらしいので。

がっくり肩を落として

「じゃコンタクト作れないんですね」と呟く私に

そうではなく、あなたは遠視の人なので遠視の度数と乱視を入れたコンタクトがいいのではないかということを、内藤吉右衛門さんはゆっくりわかりやすく説明してくれた。

遠くも見えにくくなっていて視力も落ちていたと思っていたのが、乱視のために見えづらくなっていらしい。ここ数年の間に、眼科や眼鏡屋で何度も視力検査をしているのに、そんなこと誰も言ってくれなかったよー😩

 

見え方はパーフェクトではないが、裸眼よりは遠くも近くも良く見えるポイントで調整してもらって、晴れてコンタクトデビューを果たしたの巻。